少子化問題への対策として、
2025年度から3人以上の子どもがいる多子世帯に対し、
大学などの高等教育機関に通う子どもたちの
授業料を無償化するという画期的な政策が導入されるようです。
(2023年12月16日現在)
対象となるのはどの家庭?
この政策の対象となるのは、
扶養する子どもが3人以上いる世帯です。
今のところですが、注目すべき点は、
「扶養する子ども」というところです。
大学を卒業して就職すると一般的には扶養を外れますので、
このままですと、3人子供がいても、
一番上の子が大学を卒業して扶養から外れると
対象外になる可能性があります。
ただ、今後変わる可能性も高いです。
どのような教育機関が含まれるの?
無償化の対象となるのは、
大学だけに留まらず、
短期大学や高等専門学校も含まれます。
また、国立、私立、さらには
医学部を含む各種教育機関が対象とされています。
授業料無償化政策による大学選択の新たな展開
授業料無償化政策の導入により、
大学選択において重要な変化が見込まれます。
特に、授業料が安い遠くの国公立大学へ進むよりも、
近くの私立大学へ進むという選択が多くなる可能性があります。
また、同じくらいの学力を持つ有名私立と国公立大学を比べた時に、
今までは授業料の安さで国公立大学を選んできた受験生が、
有名私立を選ぶという選択が多くなることも考えられます。
これにより、私立大学への受験が多くなる可能性があります。
学生は学費だけでなく教育の質や専攻内容など、
より多様な基準で志望校を選択するようになります。
まとめ
2025年度から始まる大学授業料の無償化は、
多子世帯にとって大きな助けとなること間違いありません。
ただ、今後もずっと続くのかとか、
上記の通り「扶養の子ども」という条件であったりとか、
今後変わりそうな要素がたっぷりあります。
追加の情報に期待したいところですね。