数学のひらめき

さて、入試も終わって、

今年も入試問題の数学はなかなかの難問ぞろいだった。

数学が苦手な子にとって

数学を得意にしている子が問題を解いているのを見ると、

「え?!なんでそんなことがひらめくの????」

みたいになることがあるが、

本当に「ひらめき」で解いているのは、

ごく1部の天才だけで、

それ以外の生徒はあくまでも知識で解いている

ということを知っておくといい。

ある問題を解いたときに、Aという解き方を学んだ。

そしてまた違う問題を解いたときに、Bの解き方を学んだ。

するとある時に、Cという解き方を考えるときに、

AとBの解き方を組み合わせるとCの解き方になることに気が付く。

そうすると、まるでCの解き方が「ひらめいた」ように見えるが、

そうではなく、AとBの解き方をしっかりと知識として、

インプットしているからこそ、Cの解き方ができたのだ。

このように、数学の問題が解けるようになりたかったら、

自分が知らなかった解き方やできなかった解き方を

積極的にインプットして自分のものにしていくのが良い。

その知識のバックグラウンドが、

次の解き方につながっていく。

丸暗記では絶対にダメ。

丸暗記だと。100のやり方があったら、

100通り全部覚えなければいけない。

でも理解して知識として自分が身に着けていけば、

100の解き方のうち、半分が理解できれば、

残り半分はそれを組み合わせて考えれば解けるようになる。

数学が苦手な子にとっては

丸暗記の方が速そうな感じがするかもしれないが、

それは逆なのである。

ちゃんと理解し、身に着けたほうが

はるかに早く数学ができるようになるよ。

さぁ、頑張っていこう!

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