さて、今年の受験も終わり、
いよいよ新中3が受験生と呼ばれる学年となりました。
ここから1年後、君たちは受験本番を迎えます。
「まだ1年ある」と思うかもしれませんが、
受験勉強は早くスタートした者が圧倒的に有利。
この1年をどう過ごすかで、
1年後の自分がまったく違った姿になっています。
そこで、新たに受験生になる君たちに、
まず意識してほしい3つのことを伝えておきます。
① 目標を明確にし、志望校を決めよう
受験生としてのスタートを切るにあたり、
まず最初にやるべきことは志望校を明確にすることです。
「とりあえず勉強を頑張る」ではダメです。
目標が決まっていないと、何を優先すべきかもわかりません。
目標があるからこそ、人は本気になれる。
「この高校に行きたい!」という気持ちが
強ければ強いほど、合格の可能性も高まります。
だから、まずは自分がどの高校を目指すのかをしっかり考えること。
それが重要になります。
② 基礎を固めよう
受験勉強で最も大切なのは、基礎を徹底的に固めることです。
基礎ができていないと、どれだけ応用問題を解いても効果は半減します。
特に、石川県の入試では応用的な内容が多く問われますが、
それもすべて基礎の上に成り立っているものです。
基礎を固めない限り、難しい問題に挑戦しても得点は伸びません。
だからこそ、基礎をどれだけ徹底できるかが合否を分ける。
具体的には、
小松高校を目指すなら夏までに。
それ以外の高校を目指す場合も夏休み終わりまでに。
これを1つの目安として、学習を進めていきましょう。
③ 過去問を解こう
受験生になったら、過去問を解くことは避けて通れません。
なぜなら、入試問題を知らないまま受験勉強をするのは、
ルールを知らずに試合に挑むようなものだからです。
出題傾向を把握し、「どういう問題が出るのか」
「どのように解けばいいのか」を理解することが、
得点力を伸ばすカギになります。
だからこそ、志学塾では新2年生(現1年生)や新3年生(現2年生)にも
「1・2年生でもできる石川入試」を配布しています。
入試問題に早くから触れ、
出題のパターンや傾向を知っておくことは、
受験勉強を進めるうえで非常に重要です。
受験勉強は「計画」と「継続」
受験勉強は、ただ闇雲に頑張るものではありません。
・目標を明確にし、志望校を決める
・ 基礎を徹底的に固める
・ 過去問を解き、出題傾向を把握する
この3つをしっかり意識しながら、
計画的に勉強を進めることが大切です。
そして、最も大事なのは「継続すること」。
受験勉強は1日2日で成果が出るものではなく、
コツコツ積み上げた努力が最後に結果として現れます。
「今の自分」が、1年後の自分をつくる。
さぁ、新受験生としてのスタートを切ろう!