来年度からの英語の教科書

さて、来年度は中学生は教科書改訂の年なので、

教科書が変わります。

とはいえ、小改訂なので、そんなには変わりませんが、

英語や国語は文章が変わったりします。

現在(今年まで)の英語の教科書

現在使われている中学校の英語教科書は、
これまでと比べて急激に難しくなりました
その理由の一つが、中学英語の導入です。

「小学校で英語をやったところは大丈夫」
そんな前提で作られた現在の教科書では、
Unit1からbe動詞・一般動詞・canの文章まで一気に学習することになっています。
これにより、小学校で英語をしっかり学んできた生徒と、
そうでない生徒の間に大きなギャップが生まれ、
中1の段階でつまずく生徒が増えました。

来年度から少しだけ緩和へ

来年度(令和7年度)から、英語の教科書が改訂されます。
学習のスピードが少し落ち着き、
Unit1での学習範囲が整理されることになりました。

この図を見るとわかるように、
be動詞と一般動詞をより丁寧に分けて学ぶ形になりました。
また、「can」もUnit2に移動し、
少しずつ理解を深められるような配列になっています。
そのため、現在の教科書と比べると
「最初から一気に進む感じ」が軽減されるのは間違いありません。

それでも昔より学習スピードは速い

確かに、学習の負担は少し減りましたが、
ひと昔前と比べるとやはりかなり速いペースであることに変わりはありません。


例えば、単語数も1,000語から800語に減少しましたが、
それでも中1のうちに習う単語の量は昔と比べて圧倒的に多いのが現状です。

さらに、小学校英語では、「4技能(聞く・話す・読む・書く)」のうち
「聞く・話す」が中心に授業が進められましたが、
中学校の英語は「読む・書く」も学ぶことが求められ、
小学校のようにフレーズを覚えるというよりは、
文法などをしっかりと理解するという段階に入ります。。
このため、中1の時点で英語につまずいてしまうと、
その後の学習がかなり厳しくなる
ことは間違いありません。

志学塾では最初からしっかりやるから大丈夫!

「中学校では小学校でやったところは一気に進んでも大丈夫」
そう考えられて作られたのが、今の中学英語の教科書です。

ですが、実際は小学校で習った内容が定着していない生徒も多いのが現実。
そのため、志学塾では
「小学校でやったからOK」ではなく、一からしっかり学び直すことを大切にしています。

英語は積み重ねが大事な教科です。
スタートでつまずかないように、一緒にしっかりと学んでいきましょう!

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