さて、受験生は公立受験まであと50日。
いよいよ佳境に迫っている。
さて、塾の中で数学の問題練習をしていると気になるところが出てくる。
例えば、上記のような問題があったときに、
連立方程式を作ると、
こうなるわけだけど、
こうなった式だけを見て、
「ほぉほぉ、こうなるんだぁ」って
出来上がった式だけを見て写して
なんとなく理解した気になっているだけでは
自分でできるようにはならないよね。
この問題を解くためには、
まず問題文に書いてあることをしっかり理解すること。
これをおろそかにしがちだけど、これが一番大事。
おすすめは、絵や図を書いて整理すること。
そうやって問題に書いてあることをしっかりと理解できれば、
式を2つ作るための条件として、
1、BはAより500円高い。
2、Aを3個と、Bを4個買った時に代金の合計が6000円になる。
ということがわかる。
まずはコレがわかっているかどうかだよね。
意外と、この問題理解をちゃんとやらずに、
結果の式や答えだけを見て、
なんとなく納得したけど、
いざ自分でやってみると解けないという
パターンが多いのではないだろうか。
式が自分で作れないのであれば、
まずどうやったら式が自分で作れるかを考えないといけない。
式が与えられて、それを解読するだけでは不十分だということ。
これは何も方程式の勉強に限らない。
他の数学においても、
あたえられた答えからなんとなく
理解した気になるのではなく、
しっかりと1から自分で考えられるか、
それを考えて勉強するといいだろう。
がんばろう。