わくわく思考力コース

楽しんで思考力を育てよう!

わくわく思考力コース

☆ 思考回路は12歳までって知っています?

子供の脳の育成家庭として、9歳までに具体的思考から、抽象的思考へと移り、
12歳までに脳の中で思考回路が育成されていきます。
そして、12歳を過ぎると、緩やかに、
脳の中であまり使わなかった回路は消えていくのです。

つまり、12歳までに、思考回路をしっかりと使っていかないと、
脳は「使わない回路」と判断して、大切な思考回路を消去して行ってしまうのです。
そうならないためにも、12歳までにしっかりと思考回路を育てていかなければなりません。

本来、子供たちは遊びの中で思考回路を育ててきました。
自然の中で様々な遊びを工夫する中で思考回路が育成されていたのです。
そのため、それほど大人が気にしなくても、自然と12歳までに思考回路ができていました。
しかし、現在は、遊びの大半が、TVやTVゲームへと移行してしまい、
子供たちが工夫しなくても、楽しめるようになりました。
便利なことではありますが、思考回路の育成という面では、
現在は子供たちにとって最悪な環境となっています。


☆ 思考力がない中での反復練習は危険?!  

さらに、思考力が育ってない中での、反復練習は非常に危険です。
例えば、計算ドリルや漢字ドリルなどの、単純な繰り返し練習のことです。
こういったものは、ある程度思考力が働くようになると、
自分がわからない計算や漢字などを重点的にやり、
それ以外は軽く流したりなどと、「考えて学習」することができるようになりますが、
思考力が育っていないと、ただ「早く終わらせること」だけを考え、
手の作業のようにただひたすら書くだけの練習となってしまいます。
大人の方も、ためしに、ノート2ページ分の漢字や、単純な計算をやってみてください。
書いてる途中で、脳がマヒしてくるようになります。
これを毎日繰り返すと、より一層、
「考えずに手を動かす作業」=「勉強する」となってしまいます。
学校は、本来、思考力を伸ばすのではなく、
学習するべき内容を整理する「整理学習」の場です。
普段の生活や、遊びの中で、ある程度思考力が育っているという前提で、
その思考力を持って、学習内容を整理し、練習するのです。
しかし、思考力が育ってない子にとっては、
より思考力を使わない学習を進めてしまうことになるのです。
そうならないためにも、反復練習は、学校の授業や宿題で十分にできますので
家庭学習では、反復練習ではなく、思考力を育成できる学習を進めた方が良いでしょう。


☆ 思考力って何??  

では、「思考力」とは何でしょうか。
昨今では、「右脳を育てる」とか、「空間把握能力を育てる」とか、
さまざまな、キャッチフレーズが飛び交っています。
しかし、どれも、どんな効果があるのか、あいまいですよね。
そこで、志学塾では、思考力をこのように明確に定義しました。それは、
「頭の中でイメージし、そのイメージを動かして、考えることができる能力」です。
たとえば、算数で言えば、文章題の文章を読み、その場面をイメージし、
そのイメージを動かして考える。国語で言えば、文章の場面をイメージし、
それを物語に沿って動かしていく。
理科や社会で言えば、実験や歴史の場面をイメージし、そのイメージを動かしながら考える。
これが大人になっても同じです。仕事で、今日は何をするのかをシュミレーションする。
お客さんに接した時の接し方をシュミレーションする。
そうやって、頭の中で情景をイメージし、それを動かして考えることこそ、
人間が本来持つべき思考力と言えるでしょう。
これを子供たちに身に着けてほしいのです。

 

☆ では、どうやって思考力を育成するのか?   

わくわく思考力コースでは算数の文章題を元にして思考力を育成していきます。
ただ、文章題と言っても、算数の教科書にあるようなものとは全く違います。
この文章題を利用し、子供たちには、まず、問題を一回読みながら、
文章に書いてあることを絵図で表してもらいます。
これが頭の中でイメージをする練習となります。
初めて見る情景や場面でも、自分なりにこうじゃないかなぁと考え、絵図にしていきます。
そして次に、その絵図を見ながら、絵図を動かして答えを考えていくのです。
こうすることで、イメージを動かして考える思考力が身に付きます。
そして、最も大切なことは、「答えは出なくてもいい」ということです。
子供たちの中で、「答えが出ないこと」=「悪である」という考えが身についています。
これが、子供たちが試行錯誤して、チャレンジすることをさまたげているのです。
すなわち、答えが出ないとダメだから、
難しい問題には、チャンレンジしたくないという考え方です。
しかし、本来、難しい謎や問題にチャレンジすることは、楽しいことです。
例えば、マジシャンのマジックを見た時に、「なんで?」「どうやってるの?」
と不思議に思い、わくわくしたことはないでしょうか。
まさか、タネがわからないとダメだから、手品なんて見たくないとはなりませんよね。
これと同じで、新しいこと、難しいことにチャレンジすることは、
本来、面白く楽しいことなんです。
だから、志学塾の、わくわく思考力コースでは、子供たちが「見たいことない」問題や
「ちょっと頭をひねらなければならない」問題をたくさん用意しています。
でも、安心してください。答えは出なくていいんです。
絵をかいたり、絵を動かしたり、それを楽しめばいいんです。
ぜひ、一緒に、思考力を育成しませんか? きっと、賢い人になれますよ。

 

こんな子におすすめです!  

・ 算数の計算はできるけど、文章題は苦手。
・ 国語は漢字や音読はだいたいできるけど、読解の問題が苦手。
・ 大人になっても通用する「賢さ」を身に着けたい。
・ 考えたり、説明したりするのが得意になりたい。

低学年からの方が、思考力をさらに育成しやすいため、
この「わくわく思考力コース」のみ小学校2年生から受講できます。

短い期間で効果が出るわけではないため、
小学校6年生の6月以降からのスタートでは受講できません。

 

 

受講曜日と時間帯・授業料などは時間割と授業料のページをご覧ください。