さて、今年は夏休みが短くて、
一気にいろんなことを詰め込んだので、
ブログを書く時間が全くなかったのです。
だから、まとめて夏の出来事を書いていこうかと思う。
まずは小学生の夏期講座。
今年は理科の元素編。
元素のなりたちから、最新の元素まで
古代ローマから15世紀の錬金術を経て
近代科学に発展するまでを授業しました。
(写真は授業前の教室)
今年は夏休みが短いせいで日程が取れなくて、
2日間での開催となりました。
1日目は、「元素って何?」から始まって、
四大元素論、そして、四大元素論を否定し新たな考えに至るまでを授業します。
2日目は、ボルタの電池によって電気分解ができるようになり、
さらにたくさんの元素が発見された流れから、
いよいよメンデレーエフの周期表の発見です。
これは、実際に、子供たちにも
メンデレーエフの頭脳に挑戦!ということで、
考えて、自分の手で、周期表を発見してもらいました。
正しい順序が見つかり、
今まで無秩序だった元素に規則性が見いだせた時、
子供たちは非常にうれしそうでした。
かつて天才と呼ばれた科学者たちが、
英知を振り絞ってたどり着いたその過程を
子供たちは追体験することができたのです。
僕は塾の教師なので、
子供たちに点数を取らせることが仕事です。
しかし、時には、こうやって
子供たちが「理科」という科目を好きになってもらえるような、
そんな授業をしていきたいと思います。
新しい知識を得るということは本来楽しいことなのです。
以下、子供たちの授業の感想です。
・元素の仕組みや周期表などについて分かって、もっと知りたいと思いました。
・学校では学習しないことを知れて楽しかったです。
・理科がすごく苦手だったけど、魔法を解くように考えると理科に少し興味を持ちました。
・夏期講座では理科に興味を持てて好きになれた。冬期講座も参加したい。
・きれいな元素などもあって元素についてもっと調べてみたい。
・初めて来たけどわかりやすくてすごくおもしろかったので来てよかったなぁと思った。
・もともとは理科が苦手だったけど、夏期講座に来たら理科の楽しさがわかってとてもいい授業でした。
・カルタなどのゲームもあって面白かったです。最後までしっかりとできました。
・カードを並べながら考えるのを頑張りました!
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