さて、先日、このような記事を書いたわけだけど、
中1・2でもできる入試問題を配って、
新2年、新3年で配って10日後くらいに
「やったひとー」ってきいたところ、
新2年生では8割くらい手が上がったのに対して、
新3年生は3,4人しか手が上がらなくて、
意識の低さを嘆いたわけですが、
その後、昨日の授業(上のを聞いた4日後)に
もう一度「やったひとー」と聞いたら、
ほぼ全員が手が上がった。非常に素晴らしい。
良く、2・6・2の法則の法則と言って、
どんな組織も、良く働く2割の人間と
普通に働く6割の人間と、
余り働かない2割の人間で構成されるというものがある。
これを、塾の話に置きかえると、
僕が何か話をしてこういうことをやった方がいいよって言うと、
それを即実行に移す人間が2割、
やった方がいいんだろうなーって思いながらなかなか実行しない6割、
最初からやる気のない2割というふうになる。
まあ、最後のやる気のない2割の人間は
うちの塾の場合、来てもすぐにやめるので、
最初から存在しないものだと考えて、
即実行に移す人間が3割。
やった方がいいなと思うけど実行しない7割
という感じだろうか。
(個人的には即実行する人がもう少し多いと信じたいが苦笑)
ただ、それでもいいと思ってる。
25人いたら、3割なら、7.5人。
まあ、7~8人に伝わればいい。
誰が即実行に移す7人かはわからないけど、
その7人に伝わればいいと思って話をしている。
さらに言うと、それを繰り返し、繰り返し
話すことによって、
実行する人間が、7人だったのが、
2回目話したら、12人になり、
3回目話したら、16人になる。
この辺まで来ると、
半分以上の人間が実行しているわけだから、
それ以外の人も実行しないとやばいと感じて、
実行するようになる。
だから、僕たちは、生徒がしつこいと思うくらい
大事なことを繰り返し伝えていかなければいけない。
そして、実行する癖がついてくれば、
3年生も半ばになるころには、
1回で実行する人間が多くなっていくことだろう。
さあ、がんばろう。