石川県公立高校入試分析2019理科

さて、石川県公立高校の入試が終わりました。

問題も一通り目を通し、

知り合いの塾長先生たちとも議論しました。

僕の目から見た今年の入試問題の分析をかいていこうかと思います。

2019年石川県高校入試理科

まずは僕の専門でもある理科から。

今年の理科は、一言で言えば「かんたん」でした。

ここ2、3年、理科の難易度はだんだんと下がってきています。

全体を見ると、計算の問題は3問しかなく、しかもそのうちの1問は基本問題。

記述問題は9問で30点分。

そのうち、3問8点分が定番の問題。

さらに3問10点分が基本的な問題なので頑張れば正解できる。

平均点は58点くらいかと予想。

以下は各大問ごとの分析。

【大問1】

大問1は小問集ですね。

4分野から各2問ずつ小問が出ます。

今年は、天体、物質、消化、浮力が出題されました。

問2(2)では、金属の性質をすべて選べという問題で、

4つ中、3つを選ぶので、ちょっと戸惑ったかもしれない。

難易度的には、最後の問4(2)がやや難しいくらいで

あとは簡単なので確実に解きましょう。

【大問2】

大問2は生物分野「細胞・細胞分裂」からです。

問1問2は基本問題なので確実に正解しましょう。

問3は内容は基本ですが、図やグラフがあまり見かけない形なので、

深く考えずに選ぶと間違えるかもしれません。

問4も基本の記述。

問5も普通の問題ですが、②の記述は根の成長の仕方を説明するので、

うまく最後まで説明できたかどうかが問われますね。

【大問3】

化学変化についての問題。

分野的には2年生の酸化+3年生のイオン(1問だけ)ですね。

問1は(1)が簡単で、(2)は記述、

(3)は石灰水が「白く濁らない」という珍しい問題。

石灰水=白く濁ると何も考えずに覚えている受験生はやられるかも。

問2は3つ基も基本問題。

問3(1)の電子天秤のつかいかたは、覚えているようなことではないと思うので、

内容を読んで考える問題だと思う。やや難しい。

【大問4】

大問4は気象の問題

問1は(1)(2)は基本。

(3)は風向きの問題だが、紐のなびいている方を選ばないように注意。

もしかして、引っかかった受験生もいるかも。

(4)は記述だけど、理科が苦手な子は書きにくい感じ。

問2は②がとても難しい。たくさんある情報の中で、

どこを見て判断するのかを考えなければならない。

その時に、天気の移り変わりで偏西風がふくと

台風は西→東に移動すると考えると、

この問題は答えが出せなくなるので注意

【大問5】

問1は簡単。問2も基本の計算。

問3も基本。

問4は理科が苦手な子は迷いそう。

問5はなかなか難しい。

問6はゆっくり考えればわかると思う。

大問6

大問6は色んな分野からの寄せ集めのような問題

問1は光の反射から「乱反射」を答える問題。かんたん。

問2は植物の分類から「単子葉類の特徴」を答える問題。これも簡単。

問3は、池の調査を軸とした問題で

(1)はフナの個体数を標本調査の考えから求める問題。

理科ではほとんど扱っていない考え方で

どちらかと言えば数学の中3の最後の「標本調査」の単元で

あつかっていることなので、数学が苦手な子は厳しい問題だったと思う。

そして、(2)の記述はとても難しい。水面付近の水の流れを

温度と密度に注目して書くという問題。難しい。

(3)も記述で、これもなかなかの難易度。

以上、理科の分析でした。

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