ルールを把握したその後・・・

小学生ではカードゲームやボードゲームを授業の一環としてやっているのだけど、

小学生を見ていると、一歩踏み込んで考えるということが弱い子が多い。

例えば、初めてやるゲームがあった時に、

そのルールを説明する。

まあ、難しいルールのゲームもあれば、

簡単なルールのゲームもあるわけだけど、

もし、ルールが簡単だった場合、

そのルール自体を把握することはそんなに難しくない。

今日、うちの小学生がやっていたゲームは「ナインタイル」と言うゲームなんだけど、

9枚の裏表に絵柄が書いてあるカードを、お題の通りに並べるだけだ。

IMG_1801

ルールはいたって単純なわけだけど、

このゲームの面白くも難しいポイントは、

カードの裏表の組み合わせが、それぞれ違っているということ。

例えば、

IMG_1802

同じ黄色の花みたいなカードだけど、

裏をひっくり返すと・・・・

IMG_1803

こんなふうに絵柄が全部違っている。

だから、黄色の花の場所に真ん中の黄色を使うと、

後で、オレンジの丸が必要な時に、それがない場合が出てくる。

そこを考えて、カードをいろいろと入れ替えていき、

お題通りの順番に並べていくのが、このゲームの大事な所。

しかし、小学生でやっていると、

その点に気がつかず、なかなかそろえられない子が出てくる。

まあそれは当たり前のことなのでいいのだけど、

その時に、何でうまくそろわないのか、

どうやれば早くそろえられるのかを、考えていくところが

子供たちの考える力であり、ゲームの面白さでもある。

なのに、すぐ「ルールがわからん」とか、

「私のだけカードがない」とか、

適当な理由付けをして、あきらめてしまうと、

考える力が全く育ってないなぁと心配になるよね。

ルールを把握することはもちろん大事で、

次に、ルールを把握した後、

そこからもう一歩踏み込んで考えることができるかどうか。

そこで思考停止してしまって、

「自分にはわからない」「自分はゲームが苦手」

なんて壁を作ってしまうのは、

本当に残念なことだ。

しかも、子供たちが、この先人生を生きていく中で、

ルール以上のことを丁寧に説明してくれる人が近くにいればいいが、

大概は、ルールだけ与えられて、そのルールの中で、

どうやれば最大限効果が出せるかは、自分で考えなきゃいけない場面が多い。

その時にちゃんと考えられる大人に育ってほしいと願っている。

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