石川県公立高校入試分析【理科】2018

さて、2018の石川県の公立高校入試が終わりました。

今年の理科の問題はどうだったでしょうか。

大問1は小問集。

気象(風)、ガスバーナー、動物の進化、凸レンズの4ジャンル。

問題的には、小問だけど、簡単というわけでもない。

問2(1)ガスバーナーは定番の青色の火ではなく、

   空気が多すぎるから空気を減らすという問題。

問3(2)の進化の順番は最後の哺乳類と鳥類の順番が間違えがち。

問4(2)の凸レンズの問題もなかなか難しい。

   しかし、模試ゼミでちょうど授業をやったので受けた生徒はできたかも。

   もちろん、うちの塾でも同じ授業をやってるので

   覚えていれば大丈夫なはず。

大問2は、生物・遺伝の問題。

定番の問題っぽいが、ちょっとずらしてくるのが石川県の入試。

いつもの優勢と劣勢の3:1ではなく、

単純に二つの遺伝子を掛け合わせただけの問題。

設問はそれほど難しくない。

普段の問題との違いに混乱しなければできる。

大問3は、水溶液溶解度の問題。

問1・問2は定番の簡単な問題。

問3は、グラフの1マスが4だということに気を付ける。

問4は、理科というよりも論理パズルのような問題。

正直、純金のスプーンを水銀に沈めるという、

現実感のない実験を入試でだす意味が解らない。

大問4は、磁界・電磁誘導の問題。

一見、よく見る問題っぽいが、

問4は、単純にコイルのスイッチを入れるだけでなく、

鉄芯を入れるというあまり見ない形の問題だし、

問5(1)も「スイッチを入れてない場合」という

問題をちゃんと読まない子は引っかかりそうな問題。

でも、問題自体の難易度は高くない。

大問5は天体、水星・月の見え方。

これは難易度が高い。

問2は冥王星や海王星の知識があるのかどうか。

問3(1)は、水星はともかく、木星の見え方がわかるかどうか。

(2)(3)の記述はとても難しい。

大問6は、原子論と放射線の問題。

問題をよく読みながら解いていけば、

それほど難しくはない。

全体としては、「やや難」な感じ。

平均点は、48~49点という予想だろうか。

理科は、全体的に、「変わった問題」が多かった気がする。

いわゆる、問題集とかでは見ない形の問題が多い。

受験生に、暗記やパターン学習ではなく、

論理力や考える力を身に着けさせたいのはわかるのだけど、

そこまで珍しい問題を並べることに何の意味があるのか。

人によっては、良問ととらえるかもしれないが、

正直、僕はこの問題はあまり好きではない。

定番を少しずらして、分かりにくい問題。

問題を読む国語力が必要な問題。

理科の知識ではなく、論理的思考で答えを出す問題。

そんなのが目についた今年の理科の入試。

もちろん、塾ではそれに合わせた対応を今後も行っていきたい。

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