悪い所はどこ。

昔、子供だった時、お腹が痛くなったりすると、

よくどんなふうに痛い?と、両親やお医者さんから聞かれました。

しくしく痛いのか、じりじり痛いのか、ガンガン痛いのか?

みたいに、聞かれるのだけど、

子どもの僕は、しくしくとじりじりはどう違うのかがわからなくて、

いつも困っていました。

こどもだった僕にはそこまで語彙や表現力がなく、

結局、お腹が痛いとしか、伝えることができないのでした。

今振り返ってみると、お医者さんとしても、

どんなふうに痛むのかを聞きださないと、

それがどんな症状で、どのような治療をすればいいかわかりません。

どの辺が、どんなふうに痛いのか、ちゃんと伝えられれば、

そこに適切な治療ができますよね。

これは、勉強でも同じです。

勉強が苦手な子ほど、

「数学がわからん」とか、

「歴史が全然わからん」

みたいに、非常にあいまいな「わからない」を連呼します。

でも、それは病気で言うと、

ただ「体がつらい」と言っているだけで、

どこがどのような症状なのかがわからない状態です。

だから、手の打ちようがありません。

むしろ、「がんばれ」としかアドバイスできませんね。

じゃあ、改善したかったらどうすればいいのか、

それはどこがどのようにわからないのかを探ることです。

数学であれば、

数学のどの部分ができないのか。

例えば、中3の今の数学なら「多項式の計算」ですが、

普通の計算がわからないのか、乗法公式のものがわからないのか。

それは、教科書の例題のような基本問題もわからないのか、

基本はできるけど、ちょっと複雑にしたものがわからないのか。

また、展開はできるけど、因数分解ができないのか。

因数分解も、公式を使ったやつができないのか、

それとも、複雑なものができないのか、

文字で億タイプのものができないのか。

などなど、考えていくと、自分がどこがわからないのかが、つきとめられます。

それをつきとめて、そしてそこを勉強し、

それでもわからなかったら、先生の質問するのです。

そうやって、勉強していかないと、

「わからない」が「わかる」に変わることはないですね。

もし、何かの教科、何かの分野、何かの単元がわからないと悩んでいるなら、

まず、その部分のどこがわからないのか、もっと細かく分析してみましょう。

そして、自分がわからないところはっきりさせたうえで、

そこを頑張って勉強すれば必ずできるようになりますよ。

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